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毎年暑くなっているような夏。ちょっとした高齢者の熱中症対策。

今年も暑い夏がやってきましたが、毎年熱中症対策に悩まれている方が多いのではないでしょうか?

この記事を読んで頂いている方は、ご高齢の方やそのご家族が多いので本当に悩まれていると思います。

熱中症の対策の一つとして各地の治療院の先生と話で良く出るグッズを紹介します。

毎年暑くなっているような夏。ちょっとした高齢者の熱中症対策。

 

早速、熱中症対策アイテムをご紹介します。

ニトリ置き掛け兼用 デジタル温湿度計 (NT2090) 税込814円

 

熱中症危険度目安がついている、良くある室温計、湿度計です。

良くあるものですが、ここで注目して欲しいのが上部のメータのような表示方法です。

 

通常では数字で表示されていたり、顔のアイコンで熱中症の危険度示すものが多いのです。

ですが、特に高齢者には響かないのではないかと考えています。

 

なぜなら、高齢になり口の渇きを感じにくくなったり、ご自身の感覚では暑くなかったりむしろ寒かったりするからです。

その状態で気温を見てもまだ大丈夫と感じてしまうのではないでしょうか?

 

もちろん顔のアイコンも同じなのですが、比べて考えると数字でもなくアイコンでもないメーター的表示のほうが視覚的に伝わり易と思います。

相性もありますが、気温や顔のアイコンで伝わりにくいと感じたご家族は、こちらのアイテムを試しに使ってみるのも良いかと思います。

 

ただし、当院では責任を負いかねますので、あくまでも目安だと理解した上でご購入下さい。※宣伝などではありません。

 

室温、湿度計の使用上の注意とポイント

 

ありがちなのが、、、

 

一台しか使用していなかったり、必要な場所の設置していなかったりすることです。

 

ご使用になられる方やご家族はこの点に注意されて下さい!

 

まず、部屋毎に置くことが望ましいですが、少なくともご本人やご家族が一番長く過ごしている場所には必ず設置しましょう。

当院をご利用になっている方ですとリハビリ中などでベッドでの生活が長い方がおりますが、その場合はベッドの側に置くことを意識して下さい。

 

何故なら、生活するベッドから離れたタンスの上であったり窓際に置いた場合、正確にはすべて数値は変わってくると思われるからです。

 

例えにありましたタンスの上は良くエアコンの風が当たるかも知れませんし、窓際は陽射しが良く入るかも知れません。

繰り返しになりますが、生活する時間が長いベッドサイドは暑さを感じにくい方ですとクーラーの風も届きにくく、場合によっては陽射しが入る窓に近いかも知れません。

 

そんな感じで、場所によって室温も湿度も熱中症危険度情報も違いが出てきやすいことをお忘れなく!

そんなこと注意しつつ、この夏の熱中症対策の一つとして試してみては如何でしょうか?

 

数字より顔アイコンより情報はストレートに目に入りやすいと思いますよ。

もちろん人にもよりますが^^