医療介護福祉交流

厚生労働省の出す健康づくりのガイドが10年ぶりに改定する!?

毎日10,000歩歩けば良いって本当ですか?

国が出した話なら全面的に正しいと思いますか?

みんな大好き「10,000歩」神話が崩壊しそうです!

厚生労働省の出す健康づくりのガイドが10年ぶりに改定する!?

10,000歩神話は置いといて、早速厚生労働省が推奨するガイドラインから運動の目安をお伝えしたいと思います。

 

高齢者 高齢者は転倒や持病の悪化を避けるために、やり過ぎには常に注意が必要あります!

歩く程度の運動強度を1日40分以上で、歩行での目安としては6,000歩程。

筋トレや息が弾むような運動を週に2〜3度は行う。

60分以上(週に)。

ヨガや体操も良いでしょう。

成人 成人はデスクワークなどでの座りっぱなしを避け、階段などの利用を勧める。

歩く程度の運動強度を1日60分以上で歩行での目安としては8,000歩程。

筋トレや息が弾むような運動を週に2〜3度は行う。

60分以上(週に)。

子供 子供はゲームやスマホの利用などでの長時間の座りっぱなしを避けよう。

1日60分以上、息があがる程度の運動をする。

週に3日以上は有酸素運動など強めの運動や活動を行う。

世界保健機関ガイドラインより

 

高齢の方は膝や腰を悪くしている方が多いので、10,000歩や20,000歩の歩行を続けると言うのはリスクがあると思うんですよね。

以前から疑問で患者さんにはお伝えしてきましたが、お国が言った事の方が説得力はありますもんね(苦笑)

 

すでに足や腰に問題がある方などは、歩き過ぎで悪化する可能性が高いことは常に頭に入れていただいて、医師や我々など専門的な知識があるもの相談してから取り組むようにすることをお勧めします。

 

10,000歩を歩けば良い!なんて神話は崩壊しましたね(苦笑)

 

お時間があれば下のガイドを読んでみて下さいね!

 

健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023 (案)URLはコチラ