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外出自粛から見える体の変化と不調のサイン。足がつる?こむら返り?

緊急事態宣言が解除された東京ですが、外出自粛をしていた方々も街に多く出ているように感じます。

今後のウイルスの拡がりは心配ですが、今回は外出自粛などで体を動かさない、動かす機会がなくなってしまった患者さんや高齢者の体の変化についてお話ししたいと思います。

ご自身でもご家族でもお友達からでも耳にすることが増えたんじゃないでしょうか?

「足がつる」「こむら返り」する。

今回はそんなお話しです。

足がつる、こむら返りするから見える体の変化

足がつる、こむら返りする原因は様々です。

 

またご存知なことも多いと思いますので詳しくお話しすることは避けますが、ここでは最低限知って置いた方が良いことを少しお話しします。

 

足がつる、こむら返りすると言うのは、いわゆる「痙攣(けいれん)」です。

 

筋肉が痙攣して起こるもので、当院をご利用頂いている患者さんや高齢者の方々に多く聞く症状の一つです。

 

繰り返しになりますが原因は様々で、一番最初に疑うのは「水分不足」です。

 

高齢者になると口の乾きを感じにくくなることが知られていますので、意識して水分を補給をして頂かないとお体の水分が足らない状態になりそのサインとして足がつることがあります。※水分制限などお病気の方はご注意ください。

 

さらにミネラルやマグネシウム、カルシウム不足とも言われていますが、今回お話ししたいのはもう一つあります。

 

それは「筋肉の衰え」です。

 

外出自粛なども加わり運動不足の患者さんやご高齢の方が圧倒的に増えています。

 

その流れで筋肉が衰えてしまうのは想像できると思います。

 

ただ、足がつると言うときはふくらはぎや足先のことが多いので、その周辺の筋肉だけ注目されガチです。

 

もちろんふくらはぎなども関係しますが、念の為注意したいのがお尻周りの筋肉です。

 

お尻周りの筋肉が減っても足の痙攣は起こります。

 

じゃあ筋肉をつけようと言うのは簡単ですが、そのサインが体の不調のサインともなります。

 

歩行悪化、立ち上がりや座ることが難しくなる。

 

転倒やベッドや椅子からの滑り落ちなどが増えていませんか?

 

その結果、様々な問題が出てくると思います。

 

単純に水分やミネラルを取れば良いのね!と言う話ではないのです。

 

ですから、当院やかかりつけの治療院などにしっかり相談して頂いて、対処方法を一緒に考えて頂いてくださいね!

 

小さな変化が大きく健康を崩す原因となるんですから。

 

緊急時はリラックスして緊張を取るようにゆっくり伸ばしたり縮めたりしましょう。※痛みが強い場合は無理せず少し落ち着いてからやりましょう。

 

普段からのストレッチや水分補給やミネラル類の補給。寒い時期にはお風呂でよく温めながら優しく揉んであげるのも良いですよ。

 

ただし、本当の原因は筋肉かも知れませんから、心配であれば専門家に相談しましょう。

 

 

外出自粛でも子供たちのエネルギーを発散させてあげないと可哀想だと、人と接触することのないキャンプへ行ってきました。

 

特別な遊びは出来ませんが、こうして火を見つめるだけでも良いものですね。